アリータ: バトル・エンジェル

日本のマンガ「銃夢」をジェームズ・キャメロンのプロデュースで映画化。
監督はキャメロンではなく、ロバート・ロドリゲスだが、派手な映画に仕上がっている。
日本のマンガが原作なので、ハリウッドのフォーマットとは違って展開になっており、単純にハッピーエンドで終わらないところも良い。
メカに対する偏愛に溢れた映画だった。

空に浮かぶ都市「ザレム」に住み、豊かな生活を満喫している人々と、地上のアイアンシティに住む貧しい人々に2分された未来。
サイバー医師のイドは、ザレムから落ちてくるくず鉄の中に、少女のサイボーグの頭部を発見する。
イドは少女に身体を与え、アリータと名付け自分の子供のように育てる。
平和に暮らしていた2人だが、殺人サイボーグに襲われたことでアリータの中に眠る戦闘能力が覚醒し、激しい戦いに巻き込まれていく。

この映画では、脳だけ残して全身機械化したサイボーグが数多く登場する。
その改造方法も凄まじく、まるで化物である。
そして、戦闘中に部分的に身体が破壊され、頭部だけになるまで戦い続ける。
少女が頭部と片手だけになっても戦う姿はグロテスクだが、制作者側はそこにある種の美しさを感じている気がする。
機械の身体を得たアリータの姿は、美しく、官能的に描かれている。
機械及び機械と人間のハイブリッドに対する愛情に溢れた作品だと思う。

単純にラスボスを倒して終わらないラストも良い。

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