大人の週末起業

サラリーマンでなくなった私には、週末起業は関係ないのだが、それでもアラフィフ世代に的を絞ったこの本は面白い。
結局のところ、仕事を続けるための準備として「週末起業」が有効だということだ。

「誰かの役に立っている実感」「成長している実感」がないと人生は虚しい。
そのための「仕事」でもある。
その力をつけるには、自分のビジネスをはじめるのが良い。

ただ、この本で勧めているのは、世界を変えるようなベンチャービジネスではない。
個人が自分でできる範囲で、借り入れもせず、規模の拡大を目指さない。
これまでの知識を活かしたコンサルタントやビジネスコーチを推奨している。
身体ももたない。
弱い部分から逃げて、賢く振る舞う。
アラフィフらしい緩いスタンスがいい。

これからの時代「放浪し、自分を知り、再勉強し、転職・独立を繰り返す」ことになる。

自分の目指すべき方向を決めるために、自分年表を作ることを勧めている。
やりたいことのヒントは幼少時代や学生時代にある。
やりたかったこと、興味・関心、得意なことを見つける。
頭で考えず、手を動かして書くことが重要である。

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