地学ノススメ

「ブラタモリ」を観ていると、地学の勉強をしたくなる。
試しにいくつか読んでみたが、なかなか覚えられない。
この本では、地層の話もあるが、それよりも更に地下のマントルの動きが面白い。
それと、生物の大絶滅が興味深い。

地球の大きさを井戸への入射を元に計算した古代人は凄いと思った。
地学の基本であるプレートテクトニクスは、まあそうなんだね、という感じだった。
地球史において、何度が生物大絶滅があり、95パーセントも絶滅していたのには驚いた。
生物の入れ替わりで地層が変わり、それが地質学的な区分になっているのは知らなかった。

この本で一番面白かったのはマグマだった。
マグマとは、地下にある岩石が溶けて液体になったものである。
マグマは、プレートが誕生したところ、プレートが沈み込む場所、ホットスポットと呼ばれるプレートの中央部で噴出する。

地球は、プレートとマントル、外核、内核で出来ている。
プレートとマントルはいずれも岩石からなる個体である。
マントルの方がプレートより少し柔らかいので、プレートはマントルの上をすべるように動いている。
プレートが沈み込むと、水を含んだプレートから水が絞り出され、水は軽いのでプレートを離れ、上の方に移動する。
沈み込むプレートの上にはマントルがあり、プレートから出た水はマントルに吸収され、マントルの岩石に水が加わりマグマができる。
普通の状態では地中の温度では岩石が溶けることはない。
地中は圧力が高く、岩石が溶け始める温度が高いからだ。
マントルが温度を保ったまま上昇すると、圧力が下がり、融点も下がるので溶けてマグマが出来る。
マントルの対流によってマグマが出来るのだ。

火山が噴火するには、地下深くにできたマグマが地表に移動する必要がある。
液体は固体より密度が小さいので、マグマは浮力をもって上昇する。
上にのぼって液体の部分が増えると、さらに軽くなり、上にのぼろうとする力がはたらく。

マントルの塊をプルームと言う。
温度と密度の異なる2つのプルームが、地下深部で下降と上昇を繰り返しながら循環している現象がプルーム・テクトニクスである。
地球の核の内部で起こっている液体金属の循環により、地球には磁場が発生している。
この磁場によって、地球上の生物は宇宙線から守られている。

地球の極から赤道に至る長さの1,000万分の1を「1メートル」と定めたのです。

地球全体から放出される熱の7割以上が、中央海嶺から出ています。

擾乱とともに、「地磁気の逆転」という現象が頻繁に起こるようになりました。北を向いていた磁石の針が南を向くという不思議な現象です。このとき重要なのは、地磁気が逆転する際には、磁場の強度が一時的にゼロになるということです。
こうして磁場強度が低下するにつれて、それまで磁気バリアによってブロックされていた宇宙線が、大気圏に大量に侵入するようになります。これが生物種の保存に大きなダメージを与えたのです。

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