ネットワーク・エフェクト

マーダーボット・ダイアリーの2作目。
相変わらず弊機の独白が楽しませてくれる。
腐れ縁の船は当然として、弊機のコピーや新たな警備ユニットも登場し、にぎやかである。

主人公は、ネットワークによるコントロールから自力で脱出した保安サイボーグ。
人間嫌いでいつも文句ばかり言っているが、つい周りの人間を守ってしまう。
趣味が連続ドラマの鑑賞というお茶目な奴である。
とにかく、彼の独白が楽しい。

私があまり好きでないスペースオペラのような内容だが、そんなことは弊機のキャラクターの前では、どうでも良くなってしまう。
人間よりも人間に近い者たちに共感してしまう。
攻殻機動隊のタチコマたちと同じで、存在しているだけで人間である我々と違い、人間に近づことうとするいじらしさがツボなのかもしれない。
また、彼らが人間に近づこうとする姿を見ると、人間とは何か、考えさせられるのかもしれない。

ここからは話をもどして、次の大事件です(ネタバレ)

あくまで顧客。
そして顧客に害をなすものは、だれであろうとなんであろうと、弊機は八つ裂きにします。

これを着たくない理由は、
(a)警備ユニットによくむけられる大火力には耐えられないから、
(b)ロゴがついているから、  
です(克服すべきだとわかっています)。  
今回はジャケットの下に着ました。さすがに必要でしょう。

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