ワニの町へ来たスパイ

捜査で大立ち回りを演じて命を狙われることになったCIAの女スパイが、ルイジアナの田舎に身を潜めることになる。
ところが到着した途端に家の裏から死体が発見され、事件に巻き込まれる。
のんびりした南部で退屈するはずが、町を陰で仕切る婆さん達のグループと探偵をするハメになる。

殺人マシンのようなプロの殺し屋が、穏やかなイメージと全く違う田舎町で翻弄され、文句を言いながらも婆さん達と仲良くなり、事件を解決するコメディである。
南部の田舎町のおかしなルールに悩まされる主人公は、不思議の国のアリスのようである。
最初は面白かったけど、途中でノリに飽きてしまった。
次巻は読まないかな。

「着替えてくるわ」わたしは言った。「もちろん、自分の家で着替えるのもシンフルでは犯罪だっているなら別だけど」わたしはくるっと向きを変え、家へと歩きはじめた。
「犯罪になるのは水曜だけよ」ガーティがわたしの背中へ向かって叫んだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です