高校では若干手を抜いていた化学を真剣に勉強してみようと思った。
世界の基本原則を理解するには物理学が向いているが、現実世界で利用するには化学の方が向いていることが多いと思ったからだ。
暗記しないで良い、という謳い文句だったこの本で挑戦することにした。
しかし、化学の山は高く、途中で挫折してしまった。
また、そのうちに挑む。
以下は、この本を読みながら取ったメモである。
このメモだけだと、後から読んで分からないかもしれない。
・電子には部屋割(軌道)がある。
・原子によって配置は決まっている。
・電子は2つが対になって安定する。
・電子はなるべく広いところへ自由に動きたい。
・エネルギーが同じなら2つで一部屋より、1つで一部屋を選ぶ。
・それでも、別の電子を引き込んでペアになろうとする→結合の原理
・2つ以上の原子が電子を共有する→共有結合
原子の中にペアになっていない電子があることが条件
その数が結合の手の数になる。
・最外殻にある電子が科学変化に使われる。
その電子を価電子と呼ぶ。
・上位の軌道が空いている場合、エネルギーが必要でもそこに入ることがある。
→結合の数を増やすことができる。
・8個の電子で電子殻は安定する。
・非共有電子=共有結合に関与しない電子
・エネルギーを加えると2S軌道と2P軌道の間を電子が自由に移動できるようになる。
2Sと2Pの実質的な違いがなくなる。
4軌道が共通になる。これを混成軌道と言う。
2S+3つの2Pの軌道=SP3混成軌道
・4つのSP3軌道を空間的にぶつからないように、等距離に配置するには、
C原子を正四面体の中心に置くしかない。
・電子はスピンという回転を持っている。
同じ方向のスピンをする電子は反発し、逆なら引かれ合う。
異なるスピンの方向が集まる方が安定するので、電子は対になりたがる(共有結合の場合)。
ここで挫折。。。