英語独習法

英語の学習方法について、独自の視点で面白い。
学習の実践として巻末に演習がある。
英語の単語を分析するサービスを使って類語の違いを検証する。
なぜ同じ意味の英単語がいくつもあるのか疑問だったが、このサービスで関係する主語や目的語を比較すると、違いが見えてくる。
これは面白い。

まずは語彙を増やすこと。
これが本書の主張である。
方法としては、多読ではなく、何度も読み返すこと。
それと映画の熟見を推奨している。
日本語字幕で観て、聴き取れない部分は繰り返し観る。
どうしても分からなかったら、英語字幕で確認する。
これはやってみたい。

リスニング、スピーキング上達のためには、語彙を増やし、作文をする。
シンプルな文章でも良い。
数をこなせば、情報処理が深まり、記憶できるようになる。

単語は単独では意味が十分には理解できない。
類似の単語との対比で意味が深まる。
探求実践編では、オンラインサービスのSkELLで類似語の比較を実践する。
関係する主語や目的語の違いから意味が見えてくる。

単語は構文と一緒に覚えるようにする。
名詞は不定冠詞aと一緒に使われてるか?
形容詞は修飾する名詞と一緒に覚える。
必要な時に取り出せて、構文に使えるかどうか判断できるようにする。

外国語の学習では、推論によって語彙を増やす。
持っている知識と似たものを利用する「類推」によって一般化する。
パターンの知識(スキーマ)を利用するのだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です