プロジェクトが終わったので12月は旅行月間とした。
コロナの影響でちゃんとした旅行を随分していなかったので、久しぶりの旅である。
残念ながら全国割は売り切れだったので、なるべく費用をおさえた計画にした。
かねてから行ってみたかった伊勢神宮と熊野古道、屋久島に行く。
前半は車で伊勢神宮と熊野古道へ行き、後半は飛行機で屋久島だ。

500キロを超えるロングドライブをひとりで運転するのは初めてなので、多少不安はあるが、買ったばかりのターボ付きにハスラーは快調だし、時間に余裕があるので休みながら向かえば良い。
夜明けころの６時に家を出て、川島町から圏央道にのる。
まずは、狭山PAで朝食。
狭山PAのコンビニは７時開店なのでちょうど良かった。
もっと早く着いていれば朝食難民になるところだった。
大きな粗挽きソーセージおにぎりを食べる。
高速は空いており、快適に進む。
BGMとして、オーディオブックで「ストーンサークルの殺人」を聴く。
なかなか面白い。
この旅では、刑事ポー・シリーズの「ストーンサークルの殺人」と「ブラックサマーの殺人」の２本を聴き切ってしまった。

高速を降りてから食事処を探すのは大変なことが多いので、安濃SAでランチにした。
亀山ラーメン960円。
辛くて暖まる。食べられないほど辛くはない。
具も良い。結構好みである。
サッポロ一番から袋麺としても売っているようだ。
SAは手軽に名物を食べるには良い所になった。

予定していてた高速の出口直前で給油の警告灯が点滅した。
あせって、最寄りのインターで降りる。
高速でガス欠になると目も当てられない。
ガソリンスタンドを見つけ、給油してもらう。
この辺りのスタンドは、セルフではなかった。
久しぶりにガソリンを入れてもらう間に窓を拭いてもらった。

ほぼ予定通りに伊勢神宮に到着。
伊勢神宮は内宮と外宮から構成されており、外宮からお参りするのが礼儀らしい。
ロングドライブで疲れていて、もうどうでも良い気分になっていたが、軽く内宮から見て回ることにした。
観光客が少なくて良いのだが、いまひとつ素晴らしさが分からない。
神道の建築はシンプル過ぎて、私的にはあまり盛り上がらない。

次に内宮に向かうも駐車場は満車の看板が出ている。
内宮から遠そうだったが、空いている駐車場にとりあえず車を入れる。
駐車場から歩いてみると、「おかげ横丁」がすぐだった。
おかげ横丁は、川越のお菓子横丁を大きくした感じで、昔風の小さな店が地元の名物を中心に売っている。
これは楽しい。
食べてみたいものがたくさんあるが、人気店には列が出来ている。
宝くじ売り場やスターバックスもある。
チーズ棒と松阪牛の肉まんを食べる。
松阪牛の肉まんは、普通のにくまんとの違いが分からなかった。
おかげ横丁は、大人数で来たほうが盛り上がりそうだ。

おかげ横丁を歩いていたら、内宮に着いてしまった。
せっかくだからお参りしていく。
外宮とあまり変わらない感じだ。
４時半の閉館直前だったので駆け足での参拝となった。
最後に「赤福」を食べたかったが売り切れで、ぜんざいを食べた。
ぜんざいは、身体が温まる。

今夜と明日の宿であるホテルキャッスルイン伊勢に到着。
受付が混んでいる。
明日のマラソン大会の影響かもしれない。
ビジネスホテルのような宿だが、最上階に大浴場があり、これが便利だった。
さすがに疲れたので駅まで居酒屋を探しに行く元気がなく、ホテルの１階の居酒屋で夕食にしようと決めた。
しかし、居酒屋は宴会で盛り上がっており入りにくかった。
ホテルの目の前のコンビニで焼きそばとサワーを買って、部屋で夕食にした。