【伊勢】伊勢志摩サイクリングフェスティバル

4時半に目が覚めて、コンビニで買っておいたパンで朝食。
8時スタートである伊勢志摩サイクリングフェスティバルの会場は、宿から車で1時間程度の距離にあり、のんびりとはしていられない。
夜が明けきる前の6時には宿を出た。

暗い山道を進み、志摩スペイン村に到着。
フェスティバル参加者用の駐車場に誘導される。
愛車のGIANT ESCAPEを車から下ろし、組み立てる。
周りを見るとロードレーサーばかりで、私のようにクロスバイクにリアバックを装着した日常仕様のバイクの人はいない。

駐車場から少し坂を上がり、会場に入って受付を済ませる。
ゼッケンと名物のお菓子の入った袋をもらう。
走り出しは寒そうなので、レインウェアの上着を着たまま走るつもりなので、Tシャツに付けたゼッケンが見えなくなってしまう。
ザックにゼッケンを付けている人がいたので、真似することにした。

時間を競うわけでもないので、マラソン大会にくらべてのんびりとした雰囲気である。
小径車の人や電動アシストの人もいる。
年齢層が高い気がする。

70キロのロングコースが先に出発し、私が参加する40キロのスタンダードコースは20分後に出発である。
最初に開園前の志摩スペイン村の中を自転車で通り抜ける。
これはなかなかできない経験かもしれない。
志摩スペイン村は小高い丘の上にあるので、結構な勢いで坂を下ることになる。
その後は山の中のサイクリングコースに入る。
なんとなくかたまりとなって走ることになり、ペースもゆっくりなので景色を楽しみながら走れる。
コースに大きな山はないが、丘を上って下りることが多い。
さっき下りた坂を上るのは、精神的にちょっと辛いものがある。

半分くらいいったところのは波切漁港のエイドステーションで、ドリンクとお茶漬けのサービスがあった。
名物のあおさを使ったお茶漬けだった。
港のコンクリートに座り、海を見ながらお茶漬けを食べる。

途中、自転車のライトが外れたり、ルートを記録していたiPhoneのバッテリーが切れるなどのトラブルはあったが、車の少ない一般道を快適に走った。
30キロ辺りで飽きてきたら、灯台のエイドステーションに到着した。
灯台前の広場から海を眺め、ゴールを目指す。

ゴール直前で雨が降ってきた。
あまり暖かくならなかったし、運動で暑くなることもなかったので、結局レインウェアを着たまま走りきってしまった。

予想通り11時少し過ぎにゴールした。
ゴールでお弁当が配られた。
伊勢名物の手こね寿司である。
志摩スペイン村でスペイン料理を食べる予定だったが、弁当でお腹いっぱいである。

大会参加者には無料で志摩スペイン村のパスポートが配られるので、駐車場に戻って着替えてから、軽く見学することにした。
入り口からしてディズニーランドのパクリっぽいが、キャラクターは全くわからない。
空いていて歩きやすい。
日曜の午後であるにも関わらず、このような状況では先行きが不安になる。

スペイン風の建物がいい感じである。
屋外に椅子を出したカフェがあれば、のんびりとしたいところだ。
アトラクションは子供向けのものばかりで、興味がわかなかった。
古城風の博物館をゆっくり見学した後に、ブラブラと園内を1周する。
意外に広いので、歩くだけでもいい運動になる。
弁当を食べたため、やはり腹が減らず、チーズディニッシュとコーヒーで休憩した後、早々にホテルに戻った。

部屋には16時からしか入れないところを、電話でお願いして15時に入れるようにしてもらった。
ホテルに戻ると、大浴場で汗を流し、しばし休憩。

ホテルから歩いて伊勢市駅へ向かう。
今夜こそ、地元の居酒屋に入るつもりである。
伊勢市駅は思っていたより遠かった。
さらに駅の周りで入れる居酒屋を探してさすらうことになる。
駅の周りに居酒屋が少ないし、混んでいる。
気がつくと外宮の参道にいた。
参道の鈴木水産に入り、まずは生ビールとカキフライ。
名物だという「ひおうぎ貝」をつまみに「うっかり八兵衛」という日本酒を呑む。
シメはカレー伊勢うどん。

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