ジェームズ・ボンドがダニエル・クレイグになってから、ハリウッドのアクション映画とはティストの異なる渋いシリーズだったが、今回はやってしまった感が強い。
ご都合主義のアクションが多く、これはダニエル・クレイグの真面目な顔とは相性が悪い。
有名な悪役スペクターが登場したが、インパクトが薄かった。
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月別アーカイブ: 2015年12月
プルーデンス女史、印度茶会事件を解決する
パラソル奇譚の新シリーズが始まった。
今度の登場人物は、前シリーズの子供たちの世代である。
ソウルレスであった母親よりもパワーアップした娘が主人公。
吸血鬼と人狼以外のモンスターも登場し、今後が楽しみである。
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サービス・スタートアップ
製品開発の方法論である「リーン」をサービス開発に利用しようという本である。
考え方として面白いが、新しい用語が多く、一度読んだだけでは理解しきれなかった。
著者が催眠術療法士だというのも面白い。
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悲亡伝
長かった「四国シリーズ」が終わり、今度は世界展開である。
四国から連れ帰った強烈なキャラクター達が、世界中に散って活躍する。
キャラクターが多い上に、なかなか現地入りしないので、絶対に1冊では終わらないと思ったが、予想外にそれなりのオチがついた。
しかし、西尾維新の構想の恐るべき大きさである。
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The Visitor[Animorph2]
このシリーズは、それぞれの巻で主人公が変わるようだ。
最初の巻はリーダー格の少年Jakeだったが、この巻ではJakeの親戚で活発な少女Rachelの主観で語られる。
侵略者から地球を守ろうとする立場は同じでも、それぞれの見方、感じ方は違うので、語り部が変わるのは面白い。
動物に変身する場合のルールや敵の異星人の生態など、少しづつ秘密が明らかになっていく。
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ヒューマン・コマース
楽天を中心に日本におけるEコマースの歴史と今後の展望が、複数の著者によって語られている。
知っていることも多いが、このようにまとまっていると知識が整理されて良い。
デザイン的に「楽天」は好きではないのだが、この本を読んで「楽天」の思惑を理解出来たので、好感度は上がった。
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ
メタ・ホラー・コメディという感じの素晴らしい映画だった。
13日の金曜日をベースにし、バック・トゥ・ザ・フューチャーのような凝りに凝った演出とポップな絵作りで、大いに笑わせ、ちょっと泣かせる。
最初から最後までニヤニヤし通しだった。
一般受けすることはないだろうけど。
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