逆説シリーズも13冊目。
今回のテーマは、鎖国とキリシタン禁制、茶の湯、演劇、儒学、文治政治への移行である。
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ジーンワルツ
海堂尊はやっぱり凄い。
メッセージと物語を両立させる才能は尋常ではない。
今回も体外受精という重いテーマを掲げながら、キッチリとエンターテイメントしている。
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IWGP8 非正規レジスタンス
元々池袋ウェストゲートパークは、カラーギャングやヤクザの抗争がテーマだった。
最新刊テーマでは、シングルマザーや派遣労働者など、めっきりみじかな話題になった来た。
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モチベーション3.0
アメとムチは前世紀の遺物。<モチベーション3.0>によると、21世紀の職場では、<自律性><マスタリー><目的>へとアップグレードが必要。
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バイオハザード4
3Dになったからではなく、監督にポール・アンダーソンが帰って来たので期待してしまった。
しかし、話のネタ的にも、監督的にも、もう限界なのかもしれない。
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神話の力
ルーカスの「スターウォーズ」製作にも影響を与えた神話学の大御所ジョーゼフ・キャンベルの著作である。
対談形式なので、比較的読み易い。
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零崎双識の人間試験
「戯言シリーズ」に登場した零崎一族にスポットを当てたシリーズ。
殺し屋の一族である零崎は、家族愛が強いのが特徴である。
本作では零崎一族の実質トップ双識と、零崎の中の零崎にして異端である人識と、殺人ニューフェースの女子高生伊織が中心である。
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フェイスブック
学生寮で立ち上がり、瞬く間に全米を席巻したSNSフェイスブックの誕生と飛躍を実現した若者たちのドラマである。
天才プログラマーでありCEOであるマークの視点ではなく、資金を提供した友人のエドゥアルド側から描かれているのが上手い。
友情が失われた寂しさが残る話である。
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宇宙船レッドドワーフ号1
一番好きなSFテレビドラマと言ったら、「レッドドワーフ」だろ!
「スタートレック」「スペース1999」も、「レッドドワーフ」のSF的奥深さとバカバカしさの前では敵ではない。
テレビドラマの脚本家二人が書いたノベライゼーションが本書である。
やっぱり笑える。
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考えない練習
考え過ぎこそが現代人を不幸にしていると説く、現役の坊さんによる本である。
言われてみると、無駄に考えていることが多い。
仏教は奥が深いと思わせる一冊である。
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