映画秘宝による、相変わらずマニアックな紹介本である。
ゾンビ映画だけを100本も集めている。
結構観てるつもりだったが、数えてみたら1/3しか観ていなかった。
まだまだ修行が足りない。
まあ、修行する必要もないのだが・・・
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「ホラー」タグアーカイブ
ホーンズ 角
ホラーの帝王スティーヴン・キングの息子によるダーク・ファンタジー。
迫力のある文章と凝った構成の小説で、決して親の七光りで売れているわけではないことを証明している。
途中までは読むのが辛いところもあるが、最後まで読むと感動的である。
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イット・フォローズ
2015年のアメリカのベスト・ホラー映画らしいが、日本では盛り上がらず、上映館も少ない。
近所の映画館では上映していないので、わざわざ新宿まで見に行った。
夜中の12時近くに終了の回だったにも関わらず、そこそこ人が入っていたのは驚きである。
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クリムゾン・ピーク
お待ちかね!ギルモア・デル・トロのゴシック・ホラーだ。
「パシフィック・リム」では日本のSFアニメマニア全開だったが、私としてはダークファンタジー作家としてのデル・トロの方が好きだ。
この映画は、期待に違わず、過剰に美しく、怪しい雰囲気の映画に仕上がっている。
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ずっとお城で暮らしてる
恐怖小説の古典「山荘奇譚」のシャーリィ・ジャクソンの作品である。
恐怖小説と言っても、幽霊や怪物が出てくるわけではない。
人間の醜さがテーマであり、不愉快な読後感の残る小説だった。
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ
メタ・ホラー・コメディという感じの素晴らしい映画だった。
13日の金曜日をベースにし、バック・トゥ・ザ・フューチャーのような凝りに凝った演出とポップな絵作りで、大いに笑わせ、ちょっと泣かせる。
最初から最後までニヤニヤし通しだった。
一般受けすることはないだろうけど。
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ハッピーボイス・キラー
精神異常の殺人鬼の視点で描かれたポップなスリラーである。
笑えるシーンは少なかったが、それなりに楽しめた。
万人にはおススメ出来ない悪趣味な映画でもある。
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
漫画版、アニメ版ともに大人気の「進撃の巨人」の実写映画化は、非常にリスクの高いプロジェクトである。
しかし、脚本は私がとても気に入っている映画評論家の町山智浩だし、監督は平成ガメラシリーズの樋口真嗣である。
否が応でも期待は高まる。
実際に観た感想は、「巨人が怖い」という映画だった。
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Zネーション
ゾンビのまん延により文明が崩壊した世界で、生き残った人びとが決死のサバイバルを挑む。
というありがちな設定だが、そこはZ級映画の大御所アサイラム、バカバカしさのレベルが違う。
「ウォーキング・デッド」のような重苦しさはなく、くだらないアイディアを惜しみなく詰め込んだSFホラーTVシリーズになっている。
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ヴァンパイア・ハンター
この夏は、テレ東の「午後のロードショー」でZ級映画にハマっていた。
どうしようもない映画が多いのだが、中にはピンポイントで面白いシーンがある作品に出会える。
ハリウッド映画の考えぬかれたフォーマットに沿った映画と違い、ワイルドな楽しさがある。
この「ヴァンパイア・ハンター」も拾いモノだった。
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