兵器として育成される巨大な蛇である闘蛇。
闘蛇の治療者であった母は、闘蛇の謎の死の罪で処刑されてしまった。
生き残った幼い娘は、その闘蛇を喰らう王獣の操り手となる。
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「ファンタジー」タグアーカイブ
憑神
養子先からの出戻りである主人公は、実家でくすぶる次男坊の侍である。
祈願すれば出世する稲荷があると聞き、酔った勢いでうらさびれた祠に手を合わせたのが不幸の始まりだった。
出世を願ったのに、現れたのは貧乏神だった。
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アナンシの血脈
解説にあった、村上春樹+スティーブンキングという紹介は、とてつもなく面白そうだった。
けれども、残念ながらノレなかった。
アナンシという神を父に持つ、2人の兄弟の冒険物語である。
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神の守り人
「守り人」シリーズの最新作。
女用心棒バルサは、神を呼び出すとされる虐げられた民の兄妹を守る。
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ドラゴンクエストⅨにハマる
私はあまりゲームをやらない。
その私がかって夢中になったのは、「ドラゴンクエスト」と「バイオハザード」である。
「ドラゴンクエスト」の最新作がDSで発売されるというので、昔のよしみで買ってみた。
ところがこれが面白い。
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デイウォッチ
光と闇の異能力者の戦いを描く「ナイトウォッチ」の続編である。
ちなみに、協定違反がないか、闇を監視するのが「ナイトウォッチ」、光を監視するのが「デイウォッチ」である。
小説版は騙し合いの要素が多いが、映画版は派手なアクション映画である。
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妖怪アパートの幽雅な日常2
妖怪アパートシリーズの第2巻である。
マンガのように読み易く、その分、1冊の内容は薄い気がする。
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妖怪アパートの幽雅な日常
高校入学と同時に入居したアパートは、物の怪と変人の住処だった。
ハートウォーミングなコメディである。
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白魔
個人的に実施している「古典を見直そうキャンペーン」の第2弾はアーサー・マッケンである。
忘れていたが、幻想文学の巨匠マッケインは、かなりカッタルイ文章を書く人だった。
この作品も例外ではなかった。
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前巷説百物語
京極夏彦による妖怪ネタを使った仕事人シリーズに「巷説百物語」があった。
この「前巷説百物語」は、「巷説百物語」の主人公の一人である小股潜りの又市が、この稼業に足を踏み入れた若かりし頃の物語である。
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