バカな本を買ってしまった。
ホラー映画の中の登場人物である自分が、いかに殺されないかについての手引書である。
こんなマニアしか買わない本が出版されるのだから、アメリカは懐が広い。
日本での翻訳版は、きっと売れていないと思う。
こんな本は、マニア同士の飲み会くらいでしか使いようがない。
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「ホラー」タグアーカイブ
カメラを止めるな!
制作費300万円で、2館上映の予定が口コミで評判が広がり、全国へ展開している、という噂は聞いていた。
行きやすい映画館で上映されていなかったが、ついに近所で公開されたので観てきた。
多くのところで、警告されていたので、前情報は無しで。
面白かった。
こういう映画の作り方もあるのだと感心した。
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ドクター・スリープ
あの「シャイニング」の原作者による正統な続編!
オーバールックホテルから逃げ延びたダニーが、大人になった姿が描かれる。
ダンことダニーは、同じ能力を持つ少女と能力を持つ子供を狙う吸血鬼のような一団に戦いを挑む。
以前原書で読んでいたが、翻訳で読むと、細かいニュアンスを理解していなかったことを思い知る。
初期のキングのような雰囲気の小説で、むかしからのファンとしてはとてもうれしい。
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ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死者の章/生者の章
ジョージ・A・ロメロによって作られたホラー映画の一大ムーブメント。
一般には「ゾンビ」で知られるこの分野は、ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」から始まった。
本書は、映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」が大好きな作家たちが、その設定の中で様々な状況を描き出した短編集である。
「死者の章」と「生者の章」に分かれているが、内容的に違いはない。
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
なんで今頃?と思うキング初期大作の再映像化である。
一度TV版ミニシリーズとして映像化されており、これも面白かった。
映画版は、舞台が1980年代に変更されており、アメリカでは大ヒットしたようだ。
映像としてはよく出来ているのだが、私としてはTV版の方が好きだ。
映画版は、まだ少年編だけであり、私は、少年編を受けての大人編が好きだからかもしれない。
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地獄の門
生物学者冒険家vsナチス・日本軍vs吸血鬼という、よく分からないがワクワクする組み合わせのアドベンチャー小説である。
吸血鬼が予想外に小ぶりだったのもあって、似たうような雰囲気の名作「ザ・キープ」には遠く及ばなかった。
しかし、読みやすく、楽しめる小説ではある。
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エイリア:コヴェナント
何だか分からなかったエイリアンの前日譚「プロメテウス」の続編。
テーマに共感は出来ないが、「プロメテウス」よりは分かり易い内容となっている。
このシリーズに、もはやストーリーは期待していないが、やはり美術は良い。
リドリー・スコットのSF映画は、美術だけでも観る価値がある。
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21世紀ホラームービー年代記
少し古いホラーファンとしては、21世紀は不作な気がしていた。
トレンドとしては、拷問ポルノがあったくらいで、これは趣味ではない。
そんな21世紀のホラー映画にフォーカスするとは、さすが映画秘宝。
世界では、21世紀に入っても色々なホラー映画が作られていたようだ。
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地を穿つ魔
クトゥルーの眷属邪神群と戦うオカルティスト、タイタス・クロウ・サーガの第1作目である。
このシリーズは、古典的な雰囲気を持ちながら、出版された1967年当時における現代的な工夫が盛り込まれている。
巻末の解説にあるように、日本で一世を風靡した伝奇小説と同じ構造だが、イギリスらしい衒学的な描き方になっている。
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タイタス・クロウの事件簿
クトゥルーとその狂信者と戦うオカルト探偵タイタス・クロウの活躍を描く短編集である。
古典的幻想小説の重厚さと、現代小説の読みやすさを併せ持つ小説になっている。
オカルトに関する造詣が深く、しかし科学的・現実的な視点も忘れないタイタス・クロウは、得難いヒーローだと思う。
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