リズムやコード等の音楽理論を知りたかったのだが、人間が音楽をどう感じているかにつての科学的説明だった。
これはこれで面白い。
続きを読む よくわかる最新音楽の仕組みと科学
「脳」タグアーカイブ
科学的に元気になる方法を集めました
すべての方法が、科学的エビデンスがあるのがこの本の特徴である。
ただ、提示されているエビデンスを評価する能力がないので、とりあえずは信じるしかない。
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VRは脳をどう変えるか?
この本で語られるVR(仮想現実)の主眼はゲームではない。
VRの持つ今までにないメディアの特性が、人間に与える影響について、解説している。
VRは、かつてブームとなったが経済的に失敗した。
現在は、ゲームとしての側面ばかりが強調されているが、この本を読むと、VRの持つ可能性に期待したくなる。
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風牙
人間の心の中に侵入し、問題を解決する。
よくあるテーマではあるが、この作品は背景となる科学的設定が面白い。
能力ゆえの主人公の弱さを含め、私の趣味に合う設定だった。
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ブレイン・プログラミング
まず日本版のタイトルが良い。
原題の「The Answer」をストレートに翻訳したタイトルなら、この本を手に取ることはなかっただろう。
書かれている方法に目新しさはないが、その背景に「RAS」とう科学的根拠(らしきもの)があるのが、他の自己啓発本と違うところだろう。
「話を聞かない男、地図が読めない女」の著者だという事は、本書の最後の方で気づいた。
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スーパーヒューマン誕生!
科学の進歩により、人間の機能は拡張しつつある。
義足のランナーは、普通の足のランナーよりも早く走れるようになってきている。
また、スマートフォンやウェラブルコンピュータは、人間の機能の拡張とも言える。
本書では、科学技術が現在、人間の機能をどのように拡張しているか、またその先はどうなるのか考察している。
物理的機能だけでなく、認識面に踏み込んでいるのも面白い。
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私はすでに死んでいる
様々な精神疾患の事例をもとに、「自己」とは何かを探求している。
哲学の問いに、神経科学の最新の知見による回答を模索している本である。
「自己」というものの危うさを感じさせる。
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GO WILD
実は、人間は、人類バージョン1.0である。
石器時代から変わっていない。
現代の環境と石器時代から変わらない人間の身体とのギャップが、多くの病気や不幸を生んでいる。
ならば、野生の状態に戻ろうではないか!というのが本書の主張である。
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暴走する脳科学
fMRI等による脳内活動の計測機器の発展と、ディープラーニングなどのAI技術によって、脳科学は猛烈に進化している。
また、ゲノム解析終了後、次のフロンティアとして、各国は脳科学の研究に多くの予算を設定している。
このような現状で、本書は、脳科学について、哲学の立場から検討している。
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無意識の整え方
「脳はなぜ『心』を作ったのか」で意識の役割について革新的な仮説を提示した前野隆司による対談集である。
合気道の達人、僧侶、コーチングの指導者、医者といった異なる分野の相手と無意識について語り合う。
アプローチの仕方は違うが、無意識を重要視する面では共通している。
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