ここ数年、多くの企業が宇宙ビジネスに投資している。
テスラのイーライ・ロスを始め、amazon、googleも宇宙ビジネスに手を伸ばしているようだ。
このような世界的な巨大企業が勝算なしで、この分野に進出するとは思えない。
では、何を目指しているのか?
それを解説しているのが本書である。
続きを読む 宇宙ビジネスの衝撃
「マーケティング」タグアーカイブ
物欲なき世界
「欲しいモノがなくなった」というのが、先進国の人々の共通の認識ではないだろうか。
それはそれで、満たされた社会と見ることも出来るが、消費を前提とした資本主義には大きな問題である。
20世紀を動かしていた人々の「物欲」が失われた後、どのような世界が到来するかについて書かれた本である。
続きを読む 物欲なき世界
起業の科学
「スタートアップ」にフォーカスした研究書である。
「起業」ではなく「スタートアップ」というところがポイントだ。
スタートアップ時に注意すべきことをフレームワークで解説している。
オリジナリティのある方法論が図解で説明されており、分かりやすい。
続きを読む 起業の科学
プラットホームの教科書
「プラットフォームを制するものがすべてを制する」と言われたのは少し前だったと思う。
マイクロソフトやアップルなどの新しい覇者を説明するために使われた。
本書は、学術書のような詳細な解説だけでなく、勝者に対する対抗策まで提案しているところが面白い。
解説に使われるサンプルは、同時代としては、とてもわかり易い。
続きを読む プラットホームの教科書
ジョブ理論
「イノベーションのジレンマ」で有名の著者の新作である。
前作では、イノベーションによって巨大企業が新興企業によって力を失う理由を分析していた。
本作では、イノベーションによって事業を起こし、維持する方法を「ジョブ」という視点で解説している。
続きを読む ジョブ理論
いちばんやさしい人工知能ビジネスの教本
この「いちばんやさしい」シリーズは、なかなか良書が多い。
入門書なのだが、深い部分もちゃんとフォローしている。
この本も独自の視点が面白い。
ブームということもあり人工知能に関する書籍は多いが、ビジネスへの適用を検討にフォーカスし、法的問題に力を入れているのはこの本くらいだろう。
続きを読む いちばんやさしい人工知能ビジネスの教本
ロバート・アレンの実践!億万長者入門
この本は、資産形成に関する古典である。
お金に関する多くの著作が、この本の影響を受けている。
内容的には古いところもあるが、根本的な考え方は今でも有効だと思う。
ただ、著者が強力に推している不動産投資は、敷居が高いと感じてしまう。
続きを読む ロバート・アレンの実践!億万長者入門
新版 結局「仕組み」を作った人が勝っている
ひと昔前に流行ったビズネスモデルだと思ったら、2007年に出版された本を、その後の調査を追加して文庫化した本だった。
さすがに古い手法も多いが、基本的な考え方は健在なようだ。
続きを読む 新版 結局「仕組み」を作った人が勝っている
スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義
「20歳のときに知っておきたかったこと」がベストセラーになった、起業家教育の第一人者による3冊目の本である。
基本理論である「インベンション・サイクル」は、今ひとつピンと来なかった。
しかし、情熱を持つためには、まずは「どっぷり浸かる」しかない、というのは面白い視点だ。
続きを読む スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義
ストーリー思考
神田昌典による新しい発想法の紹介である。
彼の手法としては珍しく、論理よりも非論理的な発想法に重点を置いている。
大きな発想の転換には、無意識の支援が必要だということだろうか。
一読で理解するのは難しく、自分でやってみて、体感するしかないタイプの手法である。
続きを読む ストーリー思考