「SF」タグアーカイブ

世界が終わる前にBISビブリオバトル部

今回のテーマは、ミステリー。
紹介される本がミステリーなだけでなく、話全体がミステリー。
叙述トリックもあり、何回か驚かされた。
そして、次巻への引きもが酷い。
これでは読まずにはいられない。
主人公がSFファンの女子高生だということで、どんなSFが紹介されているか気になった読み始めたが、青春小説として盛り上がっている。
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幽霊なんて怖くないBISビブリオバトル部

自分の好きな本をプレゼンするビブリオバトル。
それを部活とするBISビブリオバトル部の活動を描くシリーズの2作目。
今回のテーマは、恐怖と戦争。
いろいろと考えさせられる。
結局、最後は「仮面ライダークウガ」
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永遠の森 博物館惑星

ラグランジュポイントに作られた人工的な惑星。
そこには、世界中の美術品、動植物が集められ、保管されている。
音楽・舞台・文芸を担当する部門は「ミューズ」、絵画・工芸担当は「アテナ」、動植物担当は「デメテル」と呼ばれ、それらを統合・管轄するのが主人公の田代孝弘の属する「アポロン」である。
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翼を持つ少女 BISビブリオバトル部

ビブリオバトルがどういうものか、初めて知った。
この本のルールでは、自分が紹介したい本を数分間でプレゼンし、発表者と聴衆で、一番読みたい本に投票するシステムらしい。
プレゼンの後には質疑応答もあり、発表者は質疑応答も有効に使いポイントを稼ぐ。
学生時代にやった読書会とはまったく違い、スポーツのような雰囲気もある。
これは楽しそうだ。
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こうしてあなたたちは時間戦争に負ける

時間戦争のライバル同士による手紙を通したラブストーリーだった。
時間戦争の目的や方法はよく分からないが、様々な方法で両陣営が歴史に介入している。
優秀なエージェントであるレッドとブルーは、お互いの存在を知り、ユニークな方法で手紙のやり取りを始める。
沸き立つジャーの水をMRIで解析した結果、骨に空いた穴を通る突風、樹の芯、アザラシの毛皮を使って。
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ゴジラVSコング

新型コロナの影響で、2回も公開が延期されてしまった。
待望のロードショーなので、巨大スクリーンIMAXで怪獣プロレスを楽しむことにした。
自宅から車で1時間程度の田舎にあるやたら大きなショッピングモールまで出向いた。
コング系1本、ゴジラ系2本の映画合流するモンスター・ユニバースの集大成。
この1本のために、前3作があったと言ってもいい。
しかし、ゴジラ系の2本がパッとしなかったので、不安ではあった。
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料理を作るように小説を書こう

「MM9」などで有名なSF作家による小説の書き方の解説である。
創作を料理にたとえ、そのレシピを指南している。
これを読んだからといって小説を書けるようになるわけではないが、著者ならではの手法が面白い。
基本的にはQA形式で書かれているので、とても読みやすい。
作家の収入面が分かって面白い。
本を読む人が減っている現状では、作家として生活するのは厳しそうだ。
自分用の小説を書くのが気楽で良いかもしれない。
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ミステリアム

久しぶりのクーンツ。
そして犬。
これは泣けないはずがない。
犬が出てくる小説を書かせたらクーンツは世界一と言われている。
それだけでなく、クーンツのエンターテイメントはあざというまでに面白い、はず。
高校、大学の頃によく読んでいたが、新作はほんとに久しぶり。
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シン・エヴァンゲリオン劇場版

もともと前作からの間が長かったのに、新型コロナの影響で公開が延び延びになり、前作の内容も全く忘れてしまった。
特に期待はしていなかったが、長い付き合いなので、最後は見届けることにした。
感想としては、まあ終わったね、というところ。
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新感染半島 ファイナル・ステージ

韓国のゾンビ映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」の続編。
「新感染 ファイナル・エクスプレス」は、なかなか良くできた世界レベルのゾンビ映画だった。
その続編がパワーアップして返ってきた!
と聞けば、イヤが上でも期待は盛り上がる。
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