あの「シャイニング」の続編である。
当然、映画版ではなく、小説版の続編だ。
主人公は大人になったダニーであり、「DOCTOR SLEEP」とは彼のことだ。
オーバールック・ホテルの呪いを乗り越えた彼を、新たな戦いが待っていた。
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「ホラー」タグアーカイブ
キョンシー
懐かしい「霊幻道士」のリメイクのようだがテイストは全く違う。
「霊幻道士」はコメディだったが、こちらはかなり気合の入ったホラーである。
Jホラーの怖さを取り入れながら、中華的な雰囲気とアクションを盛り込んだ作品になっている。
あまり評判は良くないようだが、私は結構気に入っている。
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恐怖の作法
知らなかったのだが、ジャパニーズ・ホラーには「小中理論」という恐怖表現についての理論があるらしい。
さっそく調べて見ると、ホラー映画の中でも実話ホラーでの表現方法について、まとめた理論であった。
「本当にあった怖い話」系のホラーに興味はないが、恐怖にフォーカスした「小中理論」は興味深い。
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スカウト52
無人島でキャンプをしていた少年たちを遺伝子改造された寄生虫が襲う!
ネタはこれだけ、ド直球のSFホラーである。
これだけでのネタで580ページを書き上げ、そして読ませる。
ただし、かなりグロい描写が多いので万人向けとは言えない。
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セーラーゾンビDVD・Blu-ray BOX発売記念イベント
個人的には傑作だと思っている「セーラーゾンビ」のDVDを買ったら、イベントの抽選券が入っていた。
まあ当選することはないだろうと思って応募したら、招待のハガキが来た。
この手のイベントに参加したことはほとんどないので、ドキドキしながら会場に向かった。
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大吸血時代
全人類がほぼ吸血鬼となった世界が舞台である。
人生に退屈した主人公は、自殺を考えて車を走らせていた時に人間の子どもを拾う。
いつでも食べられる保存食として持ち帰ったつもりが、子どもの愛らしさに負けて、子育てが生活の中心になってしまう。
状況こそホラーのようだが、ハートウォーミングなユーモアー小説である。
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新・幻想と怪奇
早川書房の有名な「幻想と怪奇」は読んだことがあるが、続編のようなタイトルの本がポケットミステリーから出ているのは知らなかった。
古典的な幻想・怪奇小説が数多く収録されている短篇集である。
この分野は古いことが悪いことではないが、今の私にはピンとこない話が多かった。
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カルトムービー本当に恐ろしいホラー映画
「本当に観ておくべき傑作ホラー映画を網羅した、恐怖の映画ガイド」と銘打ったガイドブックである。
作品の選択には選者の個性が反映されるので、なぜこの作品が選ばれて、この作品がないのか、という疑問が出るのも仕方がない。
モノクロ時代の作品から現代まで網羅的に紹介されているので、自分の知識の抜けを確認できる。
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ホラー小説講義
現代の博物学者荒俣宏氏によるホラー小説の解説である。
幅広い知識を元にした解説は、情報量が多過ぎて憶えるのも、伝えるのも難しい。
パルプマガジンの表紙を豊富に紹介しているのも、氏ならではだろう。
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ゾンビ・マニアック
ジョージ・A・ロメロのゾンビ・サーガについてのファンブックである。
まさか、ここまでマニアックな本が出るとは思わなかった。
どれくらい売れるのだろうか?
ひとごとながら、心配になる。
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