「ミステリー」タグアーカイブ

ゴーストスナイパー

ゴースト・スナイパー 上 (文春文庫)事故で首から下が動かせなくなってしまった元鑑識のリンカーン・ライムが活躍する人気サスペンス・シリーズ。
本作では、ライムの手術が成功し、ある程度までは身体の自由が効くようになった。
しかし、犯罪の現場は海外。
ニューヨークに拠点を構えるライムにとっては、難しい事件だった。
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フロスト始末

フロスト始末〈上〉 (創元推理文庫)だらしなく、お下劣だが憎めない中年刑事ジャック・フロストの活躍が楽しめるのもついに最後である。
とても寂しいが、作者が死んでしまったようなので仕方ない。
最後の本作も、安定のフロスト品質で、品のない彼のセリフと行き当たりばったりの捜査が楽しめる。
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150歳の依頼人

150歳の依頼人 (創元推理文庫)「海辺の幽霊ゲストハウス」から始まるユーモアミステリー・シリーズの2作目である。
屋敷に取り憑いた2人の幽霊の依頼で、2人を殺した犯人を見つけたアリソンは、無事にリーフォームが完了し、初めてのお客さんを迎え入れることになった。
しかし、またも幽霊から探偵の依頼が入ってしまった。
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海辺の幽霊ゲストハウス

海辺の幽霊ゲストハウス (創元推理文庫)アリソン・カービーは離婚した後、一人娘のメリッサを連れて、故郷のニュージャージーに帰って来た。
そこで古い屋敷をリフォームして、ゲストハウスを始めるつもりだった。
しかし、その屋敷には男女の幽霊が取り憑いていた。
幽霊は出て来るが、全然怖くないユーモアミステリーである。
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クリムゾン迷宮

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)不可解な状況に投げ込まれ、生き残りのゲームを強いられる小説である。
映画「ソウ」のヒット依頼、日本でもサバイバルゲームの小説や映画が沢山作れれたが、この小説は1999年の出版であり、このブームとは違うのかもしれない。
それに舞台は密室ではなく荒野である。
大自然の中でのサバイバルは、人間同士の騙し合いとは違った楽しさがある。
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怪盗ニック全仕事1

怪盗ニック全仕事(1) (創元推理文庫)価値のないものしか盗まないプロの泥棒ニックの活躍を描いた短編集である。
ニックは、依頼があれば手数料20,000ドル(危険な場合は30,000ドル)で何でも盗む。
ただし、お金や宝石など価値のあるものは盗まない。
盗むのは、普通は価値のないものだけである。
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ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

ON 異常犯罪捜査官 藤堂比奈子 DVD-BOX久々に面白いテレビドラマだった。
脚本や撮影がスゴいわけではないのだが、女刑事の設定とそれを演じる波留の演技が良い。
これに尽きる。
原作も読んでみたのだが、女刑事のキャラクターが全く違うのに驚いた。
この設定はテレビドラマオリジナルのものだったようだ。
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