26年前、群馬の山村で起こった殺人事件の犯人は「天狗」だった!
当時の社会情勢を交えて、ノンフィクションタッチで描く、異色のミステリーである。
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「SF」タグアーカイブ
ユダヤ警官同盟
パラレルワールドのミステリーである。
アメリカにユダヤ人保護区が存在する世界、返還を控えたその保護区で殺人事件が発生し、酒浸りの刑事が解決に乗り出す。
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地球の静止する日
なぜか今更リメイクされた「地球の静止する日」の公開に合わせて発売された、SF映画の原作&ノベライズの短編集である。
セレクションが素晴らしい。
幻の「キルドーザー」が収録されている!
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深海のイール
巨大な怪物が海から襲って来るパニック小説かと思ったら、壮大なスケールのSFだった。
本書の中でも引き合いにだされているけど、「コンタクト」+「アビス」+「ディープインパクト」という感じである。
ハリウッド的アクションシーンも多いが、ドイツの小説なのでひと味違う。
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魔王
終わってない!
これが読み終わって直後の感想だった。
カリスマ的な政治家の現れた日本で、民衆の暴走を防ごうと超能力を持った兄弟が、孤独な戦いを挑む。
まあ、それほど明確なストーリーでもないが、あらすじをまとめると、こうなってしまう。
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幼年期の終わり
クラークによるSFの名作が、新訳で出版された。
突如現れた、人類を遥かに凌ぐ宇宙人「オーバーロード」によって、世界の紛争は消滅する。
そして、人類は次のステージ、幼年期の終わりへと進化する。
今読んでも傑作だ。
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ブライトノミコン
イギリスらしいバカバカしいコメディーだ。
下らないダジャレが多く、下品である。
自称魔術師にして宇宙刑事のミスター・ルーンが、記憶喪失の助手と、過去を覗けるTVを求めて12の謎を解く。
イギリスのSFコメディーTVシリーズの「レッドドワーフ」を思いださせる。
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灰色の監視者
第二次大戦当時を舞台にした「海底二万リーグ」の続編、ノーチラス・シリーズも、もう8巻目に入った。
翻訳のペースが遅いのか、前巻からかなり時間が空いたので、話の流れを思い出すのが一苦労である。
今回は、やたらにサメが多い。
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スカイ・クロラ
久しぶりに、映画を観た後に原作を読みたくなった。
原作のほんの一部だけ使って、自分の世界を構築していまうのが押井監督のいつもの手口である。
今回は、どんなネタを元に料理をしたのか知りたくなった。
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No.6#4
「バッテリー」のあさのあつこによるSFジュブナイルの4巻である。
刊行のペースが遅い上に、展開もゆっくりしている。
もう少し、早く出して欲しいものだ。
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